(旧)研究メモ

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【米国ビザ】面接に書類を忘れた

2019年よりL-1Bビザでアメリカに滞在しているが、2022年4月に日本へ一時帰国し、当選したH-1Bビザ取得のための面接に日本のアメリカ大使館に行く前日、ふと移民弁護士からもらっていた指示書を読んでいて書類不備に気がついた。

配偶者を連れて面接に行く場合、配偶者であることを証明する書類(婚姻証明(正しくは婚姻届受理証明書)or戸籍謄本)が必要であるが、すっかり自分のビザの必要書類だけに夢中になっていてそれらをアメリカの家に忘れてきてしまった。

大使館のヘルプページからメールアドレスを見つけ、その旨を連絡し面接予約自体をどうすればいいのかなどの指示を仰ぎながら、必死に自分でも調べていると以下のドキュメントを米国ビザ申請ページの中に見つけた。

www.ustraveldocs.com

これに依るとビザ申請が書類不備で却下された場合221(g)レターが発行され指示された方法で書類をあとから提出でき、きちんと準備して面接に持っていった書類たちはその間保管してくれるため、ビザ面接の一からのやり直しは必要なさそうだ。最悪面接料金をもう一度払おうと思っていたのでこの情報を知った時点でずいぶん安堵し、一旦面接のため翌日大使館へ向かった。

セキュリティチェックを抜け最初の窓口で持ってきた書類を渡して確認してもらう。ここで上記の配偶者を確認する書類が入っていないことを指摘された。あまり詳しいことを知っている素振りを見せずに、単純に「忘れてきてしまった」と伝えると、「面接官の指示に従ってください」とのことで面接のための待ち行列に向かうよう案内される。

しばらくして面接窓口に進み、書類を渡して勤めている会社名、ポジションの最低限の情報を聞かれるとそのまま「OKです、一週間ほどでパスポート返します」とあっさり面接が終わってしまい、夫婦で呆気にとられてしまった。

すでに少し触れたが、L-1Bですでにアメリカに滞在し、アメリカのIT企業で勤務していて、また奥さんもL-2ビザを持っているため、それで配偶者である証明として足りたのかもしれない。同じようにビザ面接前日になにか必要な書類を忘れてあたふたしている人のためになればと、文章に残すことにした。最悪ビザは却下になるかもしれないが、上記の通り221(g)レターと面接官の指示に従えばよいと腹をくくって、面接には行ってください。

最後に、面接が終わって次の日に来た、大使館への問い合わせへの返事をそのまま載せておきます。

面接に出席いただきました場合は、領事の指示にお従ってください。

当日の面接にお越しいただくことが出来ない場合、このまま欠席してください。 通常、欠席してから24時間以降再度予約することが可能となります。時間をおいて、プロファイルをログインし、面接の再予約をお行いください。

面接予約の変更は回数制限があります。予約を6回以上変更したり、予定した面接を受けなかった場合、再度ビザ申請料金を支払う必要があります。(変更を5回行い、6回目の面接に出席しなかった場合も含む)ご了承ください。ビザ申請料金を再度支払わなくてすむように計画をお立ちください。